共働き夫婦の妊娠・出産・育児レポート

無駄遣いや身に余る贅沢はしないけれど、快適な生活のためにはお金を使う方針です。

出産準備リスト:ミルク編

はじめに

私の職場は幸運なことに我々夫婦と同じような共働きで子育てをしている人が多いので、先輩パパママたちから「買って良かったものリスト」をたくさんもらいました。選りすぐりのリストのおかげで「これはいらなかったなーもったいない!」といった悔しい思いは今のところあまりしていないです。実際に私が買った(もしくはもらったり借りたりした)ものを公開します。

ミルク編以外のリストはこちら。

必須リスト 

我が家は共働きのため、家事も育児もできるだけ平等に分担したかったのと、0歳児で保育園に預ける必要があったので、どれだけ母乳が出たとしても混合育児が大前提でした。ミルクグッズは退院して初日からまず必要になるのと、長期間ある程度の頻度で使用していくものなので、快適さにかなりこだわって揃えました。我が家的には磐石の布陣になっております。

 

哺乳瓶:ピジョン 母乳実感 プラスチック製 240ml

  • 桶谷式母乳相談室の乳首と互換性がある:後述する母乳への移行がしやすいと評判の乳首がそのまま使える。付属品の母乳実感の乳首も優秀なので、母乳相談室の乳首を使わない場合でもオススメ。
  • 洗いやすい:哺乳瓶の口が大きいのでスポンジで洗いやすい。手持ちのスポンジでサッと洗えるので節約&時短。初期の頃 Betta も試したが、口が小さく専用の洗浄ブラシが必要で、そのブラシも泡立ちが悪く使いづらかったのであまり使用せず。
  • 搾乳しやすい:ピジョンの搾乳器と合わせて使えるのはもちろん、炎症などを起こして手絞りをしたい場合も哺乳瓶の口が大きいので扱いやすい。
  • プラスチック製の 240ml がオススメ:プラスチック製はガラス製に比べて軽いので良い。160ml の小さいサイズも売っているが、大は小を兼ねるので、240ml を最初から買うのが良い。
  • 最低 2 本は必要:消毒の頻度を考えると完母以外は最低2本は必要。3本あると、寝る前に消毒しておけば朝まで持つので夜中に消毒せずに済む。我が家は頻繁な消毒が億劫だったのでお出かけ用に更に2本で計5本を回してました。

 

哺乳瓶の乳首:ピジョン 桶谷式母乳相談室の乳首

ピジョン母乳実感の哺乳瓶で使用可能。母乳を吸うときと同じ口の動きをするので乳頭混乱を起こしづらいとのこと。産院で使用していた。Betta など他の哺乳瓶用乳首を試したが、新生児期はこれが一番飲むスピードがちょうど良かった。

 

粉ミルク:明治ほほえみ らくらくキューブ

キューブタイプは粉より割高になるが、以下の理由でオススメ。

  • 粉がこぼれて汚れない
  • 分量がわかりやすいので急いでいるときや夜中の調乳に便利
  • お出かけにも便利

 

哺乳瓶消毒:ピジョン 電子レンジスチーム

消毒液より体に優しそうだったのでこちらを購入。5分間レンジに入れるだけで良いので楽。大活躍。 

 

電気ポット: 象印 優湯生

ミルクを調乳するときは、まず 70℃ 以上のお湯で溶かしてから冷水で冷やしたりお水を足すことで温度を調整するのですが、それをいかに素早くこなして泣いている我が子に届けるかが重要になってきます。ウォーターサーバーを導入するか否かで議論が紛糾しましたが、我が家では電気ポットの導入に決定し、結果的には大満足でした。理由は以下の通り。

  • 省スペース:ミルクを作るお湯を入手するのに毎回部屋の向こう側まで歩くとなると時間も手間もかかってしまい大変無駄なので、必然的にお湯はどこからでもアクセスしやすい家の中の一等地に置く必要がある。ウォーターサーバーを設置すると上下スペースが活用できないため、家の一等地が床から天井までそれに占領されてしまうが、電気ポットだと台や棚に置けば上下スペースも有効活用できる。
  • ランニングコスト一度買ってしまえばあとは浄水を入れておけば良いのでランニングコストがあまりかからない。ウォーターサーバーは毎月のコストが馬鹿にならないと友人がぼやいていた。
  • 持ち運べる:里帰り中も実家に持ち込み大活躍。
  • ゆっくり給湯機能が便利:ウォーターサーバーではなく対他の電気ポットでこれを選んだ理由だが、お湯を少しずつ出せるゆっくり給湯機能が付いていて大変便利。新生児の頃は一度に飲むミルクの量が 40ml とかなので、絶妙な出し加減が要求される。このゆっくり給湯機能を使えば素早く簡単にちょうど良い量で調乳することができる。
  • 保温の温度が選べる:98℃、90℃、80℃、70℃での保温が選べる。我が家では初期は 70℃ のお湯と水を 6:4 くらいで調乳していたが、途中から我が子がグルメになり温かめのミルクを所望するようになったので、80℃ のお湯と水を 7:3 くらいで調乳するようになった。お子の好みに合わせて温度が選べると何かと便利。
  • 調乳以外にも使える:調乳ポットも一応検討してみたが、やはり家の一等地に置くのに調乳専用のものはもったいない。
  • ボタンを押すだけで注げる:調乳ポットは持ち上げて注ぐタイプが主流だが、その分重たくて手首に負担がかかる。ただでさえ抱っこで限界を迎えている手首にこれ以上負担はかけたくない。

 

調乳用の水:和光堂 赤ちゃんの純水

ミルクをお湯で溶かしたあと冷水で冷ますより水を加えた方が素早く温度調節ができるので、時短のために必須。500ml だとお出かけ用にそのまま持ち出せる。我が家では箱買いして、使う分だけ電気ポットの横に置いている。

ベビーのじかん 赤ちゃんの純水 500ml×24本

ベビーのじかん 赤ちゃんの純水 500ml×24本

 

 

授乳クッション:MOGU

妊娠中に授乳クッションにもなる抱きまくらを買ったが、授乳クッションとしては高さが足りず肩、腰、背中が痛くなったので、知り合いにオススメされたこちらを購入。良い点は以下の通り。

  • 高さがあってヘタらない:高さがないと前かがみになり授乳姿勢が崩れてしまい、肩や背中が痛くなるのと、乳口炎・乳腺炎のリスクが増すので高さは大事。
  • 細かい高さ調節ができる:中がビーズなので、手で押して頭や足などの細かい高さ調節ができる。綿だとそれができない。
  • 寝かしつけにも活躍:抱っこで寝かしつけたあとベビーベッドに置くときに頭の下から腕を抜くのが最難関なのだが、この授乳クッションの上に置けば腕をスッと抜くことができ、そのままスヤスヤ寝てくれるのでお昼寝に最適。お昼寝程度であればそのまま寝かせていても良さそうだが、心配な場合はある程度眠りが深くなった頃にベビーベッドに運べば安心。

 

オプションリスト

以下は必須ではないけれど必要なら随時買った方が良いアイテムです。

 

搾乳器:ピジョン さく乳器(手動タイプ)

我が家は友人に借りた別ブランドのものを使用していたが、自分で買うならピジョンにしていた。乳首が痛くて授乳が苦痛だった初期には必須だった。搾乳のおかげで母乳量も順調に増えた気がする。更に夫も搾母乳をあげることができたので授乳の分担にも役立った。電動搾乳器も購入したが、初期のおっぱいが安定しない頃は自分で強さや角度などを細かく調整できる手動の方が活躍した。

 

乳頭保護クリーム: カネソン ランシノー

当初メデラのピュアレーンを使用していたが、2本使いきったところでふと別ブランドも試してみようとランシノーを購入。ピュアレーンより柔らかく伸びて塗りやすく負傷した我が乳首に優しかったのでこちらがお気に入りに。どちらもラノリン 100% で、成分は同じなのであとは好みの問題かと思う。

カネソン Kaneson ランシノー10g 1本入

カネソン Kaneson ランシノー10g 1本入

 

 

母乳パッド:ピジョン プレミアムケア

産院でもらったものや友人にもらったものなども試したが、弱った我が乳首にはこれが一番優しかった。

 

授乳ケープ: DORACO

親戚にお下がりをもらったので買わなかったが、買うならこれがいいなと思っていた。 

 

買わなくていいものリスト

赤ちゃん用品は無限に売っているけれど、必要ないものもあったりする。

  • 授乳服:ワンピースを着たいときは授乳ワンピースがあっても良いかなと思うが、セパレートを着ていれば普通に授乳できるのでわざわざ授乳服を買う必要はない。
  • 赤ちゃん用の食器洗剤:しっかりすすげば大人と同じ洗剤で問題ない。
  • 哺乳瓶用のスポンジ100均などの取っ手付きスポンジで十分。